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2019.12.23 未分類

設備導入「同軸ケーブルストリップ装置」

Schleuniger CoaxStrip6580

最大ケーブル外径17mm、最大ストリップ長100mmの同軸ケーブル端末加工機の導入です

 

【写真:右】

写真のように外径が整った円形ではないケーブル[平河ヒューテック(株)FEPSF-2x26AWG]のジャケットストリップ加工。約50mmストリップする作業において当初は手加工の予定でしたが6580にて問題なく加工できました。勿論、ブレード切り込み位置及び編組全体に傷は付きません。

【写真:左】

最大ストリップ長の100mmを試してみました。ケーブルはフジクラ3D-2V、ブレード切り込み位置に傷が付くことなく1ステップでストリップ出来ます。

 

 

特に重宝する機能として、セントライザーの径が各ステップ[レイヤー]ごとに設定できる事です。柔らかい素材の絶縁体にあてる圧が強いとセントライザーによって絶縁体をねじ切ってしまうことがありますが、そんなトラブルも圧の調整で回避できます。更に、同じ径のケーブルでもジャケットの材質により摩擦係数の違いがあります。セントライザーの圧をケーブルに合った値に設定できることにより、ブレード切り込み時にケーブルが回転方向にねじられたり又はケーブルを十分中心に寄せられなかったりといった現象がセントライザーの圧の調整によりかなり改善できます。

 

 

対応外径が17mmまでありますので10Dクラスのケーブルは楽々加工できます